3月3日に開かれたインターン集中研修の3日目は、衆議院議長公邸の参観から始まった。

 50人のインターン生は、まず公邸の応接室(通称:梅の間)に通され、そこで横路孝弘衆議院議長の話を聞いた。横路議長は明治以降の歴史をひもときなが ら日本の社会構造を分析してみせ、「官僚システムによる中央統制は、戦時中の国家総動員体制が戦後も変わらなかった姿だ」と指摘。民主党政権がそれをどう 変えようとしているのかを、実例を挙げながら説明した。講話の後は、公邸の庭で記念撮影をして、公邸内を見学した。
 
 見学を終えて衆議院議員会館の会議室に移動したインターン生たちは、「国の仕事講座その5・国立国会図書館の役割」について、国立国会図書館の南課長補 佐から話を聞いた。南氏は国立国会図書館の役割やその機能、さらに 蔵書の検索、利用方法について説明し、「大学の勉強や研究で大いに利用してほしい」と語った。

 昼食をはさんで、「国の仕事講座その6・政党の役割」と「その7・選挙の 仕組み」はそれぞれ民主党本部の逸見音・国民運動委員会部長と平川憲之総務委員会部長が担当。逸見部長は政治における政党の意味やさまざまな位置づけにつ いて、民主党の結党以来の歴史を振り返りながらわかりやすく説明。また平川部長は、選挙運動や政治活動がどのような法制度のもとで成り立 っているのかを、実際の選挙活動を例に挙げて、解説した。

 さらに、特別講義として「いのちを守る政治」と題して福田衣里子衆議院議員が講演。福田議員は、自身の学生時代や、C型肝炎感染を知って原告団に加わ り、法廷闘争を戦って、さらに選挙に立候補し当選し、肝炎対策基本法を成立させるまでの歩みをときおりユーモアを交えながら紹介し、その体験から「政治は 人の命を殺すこともできるし、生かすこともできる」「若い人たちの問題は若い人たちが声をあげることで“問題化”される」と、自分から積極的に動くことの 大切さをインターン生たちに語りかけた。

 この後、マナー研修が再度開かれ、初日の研修で学んだことの復習から、挨拶や名刺交換、来客接遇、電話応対について、トレーニングを受けた。

 朝からの濃密な研修を終えたインターン生たちは、議員会館の食堂で開かれた若手国会議員との交流会に参加。昨年当選した若い国会議員など約15人が会場に駆けつけ、なごやかな雰囲気でインターン生たちとの交流を深めた。