党本部で26日午後、「2010年 民主党オフィシャル学生インターンシップ修了式」が行われた。

 司会をつとめた高邑勉青年局次長が「2月22日から約5週間にわたって各事務所で研修、時には自主的に勉強会を開催したり研修を行っていただいた。最後 は昨日秋葉原で街頭演説もさせてもらった」と、インターン生の取り組みを紹介。それに続いて挨拶に立った小沢幹事長は、「インターンの勉強、たいへんごく ろうさま」とまず労をねぎらった。

 そのうえで幹事長は、「政治というのは、特に民主主義の社会では、特段に一般の人と変わったことを考えたり、変わったことをしているわけではない し、その手続き・手法も学生の皆さんのサークル活動などと似たり寄ったりというのが実態」だと説明したうえで「現象的なことばかりを見ていると、つまらな い、手続き、形式ばかり多いと考えるかもしれないが民主主義は法の適切な手続きといわれるように手続きが大事なので省略はできない」とも指摘。「そういう なかで、この手続きをして結果として得られるものがどういうものなのか、どういう果実を得るために、一見つまらない非能率的な手続きをしなければいけない のかをよく考えながらやらないといけない」と問題提起した。

 同時に「学生諸君の場合は、前途無限の可能性があるわけだから、今、いろんな表に繋がる現象だけでおもしろおかしく世の中が表面的に運営されているよう に見えるが、そういうくだらないレベルのことではなく、もう一段高いレベルから、自らの理想と理念をきちんとつくりあげていくことが大事だと思っている」 と述べた。

 あわせて、「そっちへ流され、こっちへ流され、現象ばかりを追ってつまらないことを言っているのではなく、もっともっと実態を経験しながら、自分たちは どういう人生、社会、日本を、全体として捕らえ、どうあったらいいのか、そのために自分たちはどうしたらいいかを、せっかくの体験をしたわけだから、実態 をみた自身の基点とする価値観を持っていけるようにしてもらいたいなと思う」とも表明。「ぜひ自分自身で考え、自分自身で責任をもって行動するような人間 になってもらいたい。せっかく政治の実態を垣間見たわけだから、あとはどうあるべきか、そして自分たちは何を目標にどういう活動をし、どういう人生を送る かをぜひよく考えてほしい」とインターン生の今後に大きな期待を寄せた。

 その後は幹事長を囲んで記念撮影。続いて青年局長からそれぞれの修了生に対して修了証が授与された。

 証書を受け取った際、順番にスピーチしたインターン生からは「政治に真摯に向き合う方々に出会うことができて政治を身近に感じることができた」「イン ターンシップでの経験を通じて公務員試験を頑張る気になった」「この一カ月間過ごして、本当に人の繋がりは大事だと感じた」「短い期間でしたが政治はまだ 期待できると感じた、ただしそのためには自分自身が発信しなければならないと感じた」「遠い存在だった政治という分野が身近な存在になった」などの感想が 寄せられた。

 松岡広隆議員がインターン出身の最年少議員として挨拶に立ち、「学生の頃の、日本を変えるんだという思いからバッヂを付けさせてもらった。日本を変えるのは若者だと思っているので頑張ってほしい」とエールを送った。

 閉会の挨拶に立った青年局長は、「今回のインターンシップでいろんなことを知ったと思うが、(知ったことをもとに実際に)行動に移さないのは知らな いのと同じことだ。これから皆さんがどのように考えて行動していくかは、皆さん自身にかかっている。あの人が言うんだからきっとそれでいいんだろうではな く、自分がこう思うんだということをしっかりと主張できる人間になってほしい。明日を変える力はここにおられる皆さんだと思っている」と力強いメッセージ を送った。